思えば、私は出産するときに、結構ギリギリまで入院の準備をしていませんでした。産院から入院の準備について案内されていないしな〜って思っていて呑気に過ごしていたんですが、実は出産の申し込みをしている時点で入院の準備についての案内資料を一通り貰っていました。
でも、私の産院は出産に関する入院準備の案内資料が結構あっさりしていて、初産だと資料を貰っていてもそのあっさり加減に何を用意していいのか分からない状態です。そんな出産の入院準備ですが、コツがありました。
私が入院したときに実際に準備した陣痛用バッグと入院用バッグの中身を公開します。
目次でパッと読み
出産の入院準備のタイムリミット
よく言われるのが、28週(妊娠8ヶ月)から正産期の37週(10ヶ月)までにした方がいいということです。
早すぎても赤ちゃんの性別が分からない時期だと赤ちゃんのものとか準備できないので、妊娠8ヶ月であればだいたい性別も判明していてママの入院準備と合わせてサクサク準備ができる状態にありますね。
私は33〜34週くらいには出産の入院準備が完了しました。
正産期の37週というといわゆる出産予定日がある週の2週間前となるので、極端な話ですが出産前までに入院準備できていればいいですが、もし万が一出産が早まった場合に慌ててしまうので、余裕を持って入院準備はしといた方がいいですね。
出産の入院準備のコツ
準備する荷物ですが、正直陣痛が来ているときに入院の荷物を全て持っていくのは大変です。なので、行くときは最低限必要なもの、または持てる範囲のいわゆる陣痛用の荷物に留めておいた方がいいです。
入院用の荷物は別で準備しておいて、後から夫や家族の方に持ってきて貰うようにするとスムーズです。
出産の入院用の荷物って準備したら意外と少ないというか、普通の感覚だと頑張れば全部一気に持っていけそうな気がしちゃうんですけど、今思えば陣痛のあの痛みの中で荷物を持つのは辛いです。
私は破水から入院になったので、陣痛が来る前に病院に行ったため持てましたが、陣痛が来ていたら無理だなと思いました。
陣痛用バッグ
陣痛用のバッグですが、病院に行くと最初に入院の手続きなどをするので、その資料を持っていくためA4サイズの資料が入るくらいの大きさのものがいいです。
手持ちのもがあればいいですが、私は出産してからは、マザーズバッグとしても使いたかったので少し余裕があるタイプのベビースーパーのマザーズバッグを用意しました。
イメージ的には1泊2日の旅行に行くのに丁度いいくらいのサイズです。ロンシャンとかはマザーズバッグはもちろん普段使いでもシンプルでおしゃれなので人気ですね。
入院用バッグ
入院用のバッグは、パジャマやバスタオル類を用意する必要がなければキャリーバッグのSサイズくらいで十分だと思います。
私も入院用のバッグはキャリーバックで準備をしましたが、少しスペースが余ってしまうくらい余裕がありました。
トートバッグやボストンバッグでもいいですが、持ち運びが便利という点ではキャリーバッグがおすすめですね。
出産の入院準備で用意した中身リスト
私が実際に出産の入院準備の際に用意したバッグの中身です。
*打ち消し線は、使わなかったもの
陣痛用バッグ
陣痛用のバッグに使ったバッグ。個人的にシンプルでサイズも丁度良かったです。

(幅40㎝×高さ30㎝×奥行15㎝)
ママの荷物の中身
- 母子手帳
- 診察券
- 健康保険証
印鑑- 入院手続書類
- 産後提出書類
- 筆記用具/ハサミ
A6サイズノート耳栓イヤホン- 携帯充電器
貼るタイプのカイロ- マスク
- リップクリーム
ウェットシート- ハンカチ
- スリッパ
- 飲み物/ストローキャップ
- 扇子(うちわ)
- 生理用品
- ミニバッグ
小銭入れ- S字フック
ビニール袋
印鑑は何か書類に捺印を求められる場合もあるかと思い持っていきましたが、あらかじめ入院用の書類を作成していれば必要なかったです。
耳栓は個室じゃない場合に、他の方のいびき対策で持って行きましたが、夜間授乳でそもそもぐっすり寝る余裕なんてなかったので必要なかったです。
イヤホンも音楽やテレビとか見ている余裕ないので必要なかったですね。
意外と重宝したのが、S字フック!ちょっとした荷物を病院の机やベット横にかけるのに助かりました。
生理用品は、私は破水からだったので使いましたが、産院についてからと退院時は産褥パットを用意してくれているのでいらなかったです。
赤ちゃんの荷物の中身
赤ちゃん用綿棒- 赤ちゃん用爪切
- ウェットシート用フタ
綿棒は産院で用意してくれている出産セットの中に入っていましたので、自分で用意したものは使わなかったです。
私の産院は出産後に沐浴の指導があるのでその時に必要ですが、病院によって沐浴の指導がなくて助産師さんが対応している場合もあるみたいなので、その場合は必要ないかもしれません。
爪切は絶対あった方がいいと思いました。赤ちゃんって爪伸びるのがとても早いし、爪が薄いので鋭利です。赤ちゃん自身の肌を傷つけちゃうこともそうですが、ひっかけられた大人の方も結構痛いです。なので、入院中に切るのに必要でした。
ウェットティッシュ用のフタも絶対にあった方がいいと思いました。これも産院で用意してくれていた出産セットの中にウェットティッシュがあるのですが、大体がシールのものなのでオムツ変えをするときに開け閉めが楽!特に夜暗い中のオムツ替えでテンパらなくて済みます。
中身の量的にはこんな感じ。

中身を全部詰めるとこんな感じ。

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入院用バッグ
入院用のバッグに使ったキャリーバッグ。丁度いいSサイズのものが家にありました。

(幅34㎝×高さ45㎝×奥行24㎝)
ママの荷物の中身
- 授乳ブラ+産褥ショーツ2セット
- 骨盤ベルト
- 退院用下着セット
- 着圧ソックス
防寒靴下- カーディガン(パーカー)
- 退院用の着替え
バスタオル1枚- フェイスタオル1枚
- ティッシュ1箱
- 着替えを入れる袋2枚
- スキンケア用品+コットンガーゼ
- ボディタオル
- ボディソープ
- シャンプ+リンス3セット
- 洗顔料
- くし
- 歯磨きセット
私は3月に出産したので外の気候的には寒いですが、病院内は暖かかったので防寒着や靴下は必要なかったです。ただ、移動する際や手続きなどで受付に行く際に産院のパジャマって薄いので下着類などを隠すのに羽織るものはあった方がいいなと思いました。
バスタオルなどのタオル類は産院で準備があったのでいらなかったですが、用意がない場合は自分で準備をした方がいいですね。
あと個人的に授乳ブラは絶対あった方がいいなと思いました。私は最初の方上手く授乳ができなくて乳首が切れまくって痛かったので、服との掠れを防止してくれるので助かりました。入院中つい授乳が楽だからと授乳ブラをつけないでいがちですが、最後の方には乳首が痛すぎて重宝です。
赤ちゃんの荷物の中身
- おくるみ
- 短肌着1枚
- コンビ肌着1枚
カバーオール1枚靴下1枚ベビーミトン1組帽子ガーゼんハンカチチャイルドシート
気合い入れてたくさん用意しましたが、帰るだけなので着替えがあれば十分でした。
靴下・帽子・ミトンは意外と使わないものでした。退院後も1回くらいしか使わなかったかも・・・。
チャイルドシートは自家用車で帰る際は必要とされていますが、抱っこして帰ったので使わなかったですね。
ただ、自家用車を持っている場合は、いずれは必要になるので買っておいた方がいいです。
中身の量的にこんな感じ。

中身を全部詰めるとこんな感じ。

病院で用意されていたもの at ふれあい横浜ホスピタル
私が入院した病院で用意してくれていたものです。下のものは入院中全部使ったので入院する産院で用意がなかった場合は、自分で必ず用意をした方がいいです。
ママの荷物の中身
- 入院中のママ用のパジャマ
- ママの入浴用のバスタオル
- お産用パット(S・M・L)
- 滅菌直後パット
- 産褥ショーツ1枚(使い捨てタイプ)
- 母乳パット2組
- 馬油ミニボトル
馬油のミニボトルは、最初なんだこれって思っていましたが、授乳による乳首の負傷にはなくてはならないものでした。
私は途中足りなくなったので、予備を自分でも準備しておいた方がいいくらいです。
赤ちゃんの荷物の中身
- 入院中の赤ちゃんの着替え
- オムツ(パンパースの新生児用30枚パック)
- 臍帯セット(臍入れ/アルコール/綿棒)
- ガーゼハンカチ2枚
- おしりふき2個
オムツやおしりふきは入院中産院からの支給で十分足りました。退院する頃には少なくなってくるので、退院前に自宅用は準備すれば間に合います。
その他
- 授乳クッション
- 円座クッション
この2つも入院中かなり重宝するものですが、大体は病院で用意があると思います。もしない場合は、自分で準備しといた方が快適な入院ライフを送れます。
まとめ
産院で何を用意してくれているかによって、自分の準備するものも変わってきますが、必要になるものは同じです。
ここで挙げたものが自分の産院で用意がなかった場合には、28週から37週の間に準備しておいた方が安心だと思います。